妊婦健診
妊婦健診は、お母さんの健康とおなかの赤ちゃんの発育をみるために大切な健診です。
自覚症状がなく順調のようでも、トラブルがかくれていることもあります。きちんと妊婦健診を受けましょう。
妊娠初期〜妊娠23週まで | 1ヶ月に1回 |
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妊娠24週〜妊娠35週まで | 2週間に1回 |
妊娠36週〜妊娠40週まで | 1週間に1回 |
妊娠40週以降 | 必要に応じて |
無痛分娩について
当クリニックでの無痛分娩は、患者様の安全とマンパワーの集約化を目的として計画分娩をおすすめしております。
自然陣発後の無痛分娩も対応可能ですが、夜間の急を要する無痛分娩には安全性を考慮し対応できない可能性がありますので、ご了承の程よろしくお願いいたします。
出生前検査
当クリニックでは出生前検査として血液検査によるもの(クワトロ検査)と羊水検査を行っております。
羊水検査の流れ
羊水検査は妊娠16週~17週までの間で行います。
- 検査当日に来院していただきます。
羊水検査の説明を医師が行います。 - ベットに仰向けになり、腹部超音波検査を行います。
腹部を消毒し清潔野を作ります。 - 超音波ガイド下に細い針を羊水腔まで進め、約20mlの羊水を採取し、検査へ提出します。
- 検査終了後、1時間程度は安静にし、子宮収縮、出血の有無を確認します。
- 問題がなければ帰宅となります。
感染予防、流産防止のため3日間の抗生剤および子宮収縮抑制剤の内服を行います。 - 次回の妊婦健診で検査結果の説明を行います。
帝王切開術について
当クリニックでは365日24時間体制で緊急帝王切開術に対応可能な体制をとっております。
予定手術、緊急手術にかかわらず脊椎麻酔・硬膜外麻酔を使用し帝王切開術を行います。
- 初回の手術の場合は、下腹部を横切開します。
下腹部縦切開の既往がある場合は、前回切開層を切開し開腹します。 - 子宮下部を横切開し、児を娩出します。
- 児娩出後、お母さんは手術終了までゆっくり休めるよう点滴から薬を投与し眠っていただきます。
手術終了後に呼びかけて目を覚まします。 - 手術はすべて吸収糸という体内に残らない素材の糸を使用しておりますので抜糸の必要はなく、術後2日目からシャワー浴が可能となります。
術後8日目に診察を行い問題がなければ退院となります。
手術について疑問等があれば妊婦健診の際にご遠慮なく質問してください。